8月の知事選挙で阿部知事が再選され、初めての議会の9月定例会が開催されました(9月22日~ 10月12日)。私は、国政や県政運営に関する知事の基本姿勢をただしました。
「軍事力対軍事力」か、 話し合い・平和外交か
攻撃能力の保有や軍事費の大幅増などを強調して います。軍事的緊張をつくり、「力対力」の危険な 悪循環を生み出す大軍拡か、憲法9条を生かし話 し合い、平和外交で戦争を防ぐ道かただしました。 知事は、防衛力の「真摯な議論が必要」と強調し、 大軍拡を否定しませんでした。さらに自民党の県議への答弁で、「武力攻撃」を想定した訓練を検討する考えを示しました。 引き続き知事の姿勢をただします。
市町村との共同で県民要望実現を
学校給食無償化や光熱費支援などを求めると、県はいつも「市町村の役割」と言ってきました。今回、県民要望が強く重要な課題は市町村と共同するよう求めると、知事から市町村との役割分担、 連携のあり方を考えていくと答弁がありました。給食費無償化党の実現へ引き続き頑張ります。
コロナ感染再拡大の備え
県内の6つの医療機関と懇談して、第7波の患者と医療現場の窮状や苦悩を示しながら県の対策をただしました。県は、「医療は一時的なひっ迫状況 だった」、「自己検査、軽症者登録センター、診療検査機関等整備に引 き続き取り組む」という答弁にとどまりました。危機感を持った万全の備えが必要です。