2019年12月31日火曜日

この一年に感謝です

 本当にいろいろあった一年でした。

 2月定例県議会で代表質問。代表質問は、年1回各会派の代表がそれぞれ、1時間の持ち時間で行います。結局、調査不足とツッコミの弱さを痛感させられたのでした。

 2月議会後、一気に県会議員選挙に突入。前回より得票を減らし長野市上水内郡選挙区(定数11)で11位でした。「2期目のジンクス」よりも、自らの問題だったと思います。
 何かといたらぬ私を、支持者やスタッフのみなさんが押し上げてくれました。そして有権者のみなさんに感謝です。

 統一地方選挙後半戦を終え、6月定例議会から参議院選挙へ。長野県選挙区で野党統一候補の羽田雄一郎さんの圧勝に大いに確信。
 そして、真夏のたたかいの長野市会議員選挙に突入しました。ここでも自らのいたらなさを痛感しながら、候補先頭にみんなの力で日本共産党6候補が全員当選できました。
 
 10月の台風19号災害。見慣れた地域の惨状と、被災したみなさんの思いに何度も胸が詰まり、行政に支援策の改善などを求めてきましたが、復興はこれからです。

 今年は、肺がんの治療から10年目ですが、再発や転移もなく節目を迎えることができました。この間体調を崩したり自転車で転倒したりと、一つ間違えば大変なこともありました。この年末も病院とちょっとお付き合いしましたが、こうして無事に一年を終えることができたことに感謝です。ありがとうございました。
  

 

 

2019年12月17日火曜日

議会党の全面禁煙を求める陳情、否決される

 長野県議会11月定例会の最終日(12月13日)、長野県議会棟の全面禁煙を求める陳情について賛成討論をしました。

 改正健康増進法で 県庁の庁舎内は全面禁煙が義務付られましたが、県議会棟は喫煙所の設置が可能になっています。こうした中、 庁舎と隣接している極めて公共性の高い議会棟も全面禁煙にしてほしいと言うのが陳情の主旨でこれは、大いに賛同できるものです。

 一方、事前に会派間で賛否が分かれていたため、私たち共産党県議団は議会の運営や管理に関することは一致点を築くことを重視すべきと考え、継続して議論を深めることを提案しました。しかし、最大会派などの主張で賛否の結論を出すに至り、賛成少数で否決となってしまいました。残念です。

2019年12月5日木曜日

災害復旧、復興/県議会の質問

 12月3日、長野県議会で質問しました。台風災害の対策で、被災者のみなさんの願いにこたえる前向きな答弁がいくつもありました。

1、住宅の被害の認定は、支給される支援金にも影響する。浸水の深さだけでなく、住宅の機能に対する被害も反映してほしい。
(答弁)正確な被害認定のため、市町村を支援をしたところ。住民から再調査を求められたら第二次調査をするよう、市町村に強く助言している。

12月3日
2、仮設住宅の入居期限内に、自宅の再建や改修ができるか不安がある。
(答弁)自宅の準備が間に合わない場合など、できる限り柔軟に対応するよう、国等との調整を行う。

3、市町村の職員が激減していて復旧、復興活動がスムースにすすまない、国と県の最大限の支援を。
(答弁)待ちの姿勢ということではなく、いわゆるアウトリーチ型で積極的に支援していく。

4、被災者生活再建支援法の対象や支援額の改正を。
(答弁)引き続き国に改正を求める。しかし、求めているだけでは変わらないので、信州被災者生活再建支援制度をつくった。改善の余地があるか検討していく。

5、厚労省が、病院のベッドを削減するために病院名をあげて統廃合などを求めている。県内では15病院が突然名指しされ、関係者から不安や怒りの声が上がっている。
(答弁)国が全国一律の基準で分析し再編統合を求めるのは適切ではない。指摘されたとおり、示された将来の病床数は参考値であり、県に削減する権限もない、自主的な取り組みが基本である。

 この問題は自民党の県議も取り上げました。地方の公的病院の役割を無視した乱暴な統廃合を許さねためがんばります。

2019年12月1日日曜日

長野県議会で質問します

 12月3日(火)の午後2時40分頃から、長野県議会の11月定例会で一般質問を行います。質問の要旨は以下の通りです。県議会のホームページからもご覧いただけます。

(1)台風19号災害への対応について
1、避難所の生活環境の改善へ、今回の教訓と今後の対応の検討を。
2、仮設住宅の入居期限の見直し、柔軟に対応を。
3、住宅の被害調査は、浸水の深さなど画一的に行わず、住宅の機能からも正確に認定を。
4、災害救助法の応急仮設住宅と住宅応急修理が両方使えるよう運用改善を。

(2)地域医療構想について
・厚労省が公的病院を名指しして統廃合・再編を進めることへの見解と県の対応について。
・公的病院の支援こそ求められている。医師確保、経営の改善などへの県の支援策について。

2019年11月27日水曜日

頼もしかった県立大学の学生

 長野県立大学の学生と県議会議員(長野県立大学振興推進議員会議)との懇談会。昨年に続き参加しました。

 大学のあり方から、学生生活まで、自分の頭で考え、自らの言葉で堂々と語る学生のみなさんの姿は、自らの同じ頃を思い起こしてもはるかに頼もしく、また羨ましくさえ感じたのでした。
 
 「学食のカレーの大盛りは、ご飯が大盛りになるだけ」「寮にお風呂を(シャワーはあるが浴槽がない)」「バイト漬け。学費や生活費の支援制度の充実を」「テスト期間中くらいは学校を長く開けて欲しい」…未来あるみなさんのたくさんの願いを聞きました。しっかり受け止めたい。
 
4グループに分かれて懇談。
同じグループのみなさんと。
昨年開学された県立大学ですが、当初、私は1年次の全寮制、2年次の全員参加海外プログラムに疑問を持ちました。自宅から通える学生にも寮生活を押し付けるのはいかがなものか、海外研修は経済的に大きな負担になりはしないか…。
 いろいろ課題はあると思いますが、全寮制でも海外プログラムでも、みなさんがたくさんのことを学び成長していることを知りました。

 もっと充実した県立大学へ、議会でも発信したい。

2019年11月23日土曜日

気分転換

 新聞や資料に目を通して頭を整理。
 自分でも少し気分転換が必要と感じて、近所の蕎麦屋さん→本屋→久しぶりに自転車で約1時間走りました。
 28日から県議会、そしてあわただしい年末が目前です。

2019年11月18日月曜日

決算特別委員会

 朝から30年度長野予算の決算特別委員会。今日は健康福祉部の調査でした。
 私たちが長年求めてきて、昨年実現した子どもの医療費の無料化(窓口の支払いは500円の負担金のみ)の効果について質問。
 まだ調査中だが、一人当たりの受診回数が増えている傾向があり、医療機関が利用しやすくなったと思われるとの答弁でした。
経済的に大変な家庭も必要な受診ができるようになったということでしょう。
 「コンビニ受診が増える」と反対した人たちもいましたが、そうした傾向はないようです。

 他にも国民健康保険の負担軽減、医師不足解消、特別養護老人ホームの整備などただしました。
 10日間にわたる決算特別委員会の調査もいよいよ明日が最終日です。

 県庁近くの旭山は、紅葉もだいぶ進みました。

2019年11月16日土曜日

古巣の伊那市へ

 午後、伊那市へ。
 日本や世界の未来をどう切り開くのかー日本共産党の考え方、方針の話をさせてもらいました。

 伊那は若い頃に過ごした町。お集まりいただいた数十人の皆様には、お世話になった大先輩も大勢おられ緊張しまくりでした。

自分でも恥ずかしくなるような話しかできませんでしたが、懐かしい方々のあたたかさに涙が出そうになりました。
 
 仙丈、塩見、北岳…南アルプスの山々も雪化粧でした。

2019年11月15日金曜日

台風19号災害

 14日、台風19号で甚大な被害を受けた長野市長沼地区を、一軒一軒声をかけて歩きました。

長野市長沼で
たくさんのボランティアの支援を受けて泥やゴミの撤去が進み、多くのお宅が畳や床板も、壁などはがして家を乾燥させています。しかし、いまだに泥が撤去しきれないお宅もあります。

 市が11月で避難所を閉鎖する方針に、「修理してもこの家に住めるのかわからない」「その後の居場所が決まっていなくて、不安で仕方がありません」と涙ながらに訴える方など、閉鎖の見直しを求める声が何軒も寄せられました。

 農地に堆積した泥の撤去について申請の手続きや作業の進め方など、もっと地元の農家の声を聞いて欲しいとの要望も切実でした。

 たくさんの不安や要望に出会いました。少しでも応えたい。ていねいに現場を歩く大切さを思った1日でした。

2019年11月9日土曜日

台風19号被害 飯綱・戸隠地区

台風19号で被害を受けた長野市の飯綱高原と戸隠地区へ。倒木の影響で停電が一週間続いた地域もあります。

 倒木がのしかかった住宅、寸断された電線、なぎ倒されたカラマツ林などいたる所に。いまだに手付かずの場所もあり、復旧が急がれます。

 案内していただいた方は、倒木はカラマツや白樺など弱い
倒木の根本
樹が多く、しかも岩盤の上に植えたため根元が薄いと指摘。開発のあり方も検証が必要です。

2019年8月10日土曜日

豚コレラ問題で政府に申し入れ

 感染が拡大している豚コレラの問題で富山、石川、福井各県の日本共産党県委員会のみなさんと、9日、吉川貴盛農水相あてに緊急対策を要望し、国会内で担当者に申し入れました。
 井上哲士、武田良介両参院議員、藤野保史衆院議員に同席していただきました。
 
 申し入れでは、感染イノシシを防ぐ養豚場の防護さく設置への国の財政支援強化、地域限定的なワクチン接種への対応などを求めました。


 政府はこれまで、ワクチン接種に関し輸出に支障が出ると否定的でしたが、今回は、慎重な検討が必要としながらも、豚の移動制限など行えば地域限定的な接種は可能であると答えました。県にも積極的に働きかけて実施するよう求めました。

 (写真は井上哲士参議院議員、藤野保史衆議院議員のフェイスブックからお借りしました。)
 
 

2019年8月1日木曜日

「しんぶん赤旗」の購読を訴えて

    真実を伝え希望を運ぶ「しんぶん赤旗」を多くの人に広げたくて、ここ数日は購読のお願いに歩きました。

    参議院選挙の結果、改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2を割り込んだこと、長野県でも市民と野党の統一候補羽田雄一郎さんが圧勝した結果を喜んでいる方が多く 、10名を超える方が「しんぶん赤旗」の購読を約束してくれました。


トウモロコシが穂をだしました。山口農園
    一方、「少しは良くなるかと期待したけれど、ほとんど利益の幅がなくなった。協力したいけど余裕がない」(飲食店の経営者)、「 8月からの新聞代が値上がりで読者が減って困っています」(新聞販売店)など、中小業者さんからは軒並み深刻な実態が語られました。

    景気は「緩やかに回復」どころか、もう限界です。消費税増税に耐えられる状態ではありません。


2019年7月30日火曜日

3大選挙の締めくくり長野市議選へ

  随分久しぶりの投稿となりました。
  6月定例県議会が終わり、そのまま参議院選挙に突入。
参議院選挙後は県議会の常任委員会の現地調査などを行いながら、今は9月8日告示(15日投開票)の長野市議選に向けて活動を開始しています。

 
参議院選挙中の街頭からの訴え
 4月の統一地方選挙、7月の参議院選挙、そして9月の長野市会議員選挙。いよいよ3大選挙の締めくくりです。この間住民の皆さんから寄せられた暮らしや福祉の切実な願い、安倍暴走政治を食い止めたいと言う思いに応えるために体調も整えながら頑張りたいと思います。





2019年7月6日土曜日

長野県議会の報告2

【常任委員会審議】
 今年度から所属した農政林務委員会の審議の様子です。

(1)種子条例
 今議会に種子条例(案)が提案されました。条例ができても基盤整備や後継者づくりがともなわなければ、安定的な種子の生産・供給は保障されません。積極的な受け皿づくりを求めました。

(2)自伐型林業
農政林務委員会  7月2日
 自伐型林業(自営的な小規模林業と農業、飲食店経営など両立させる)が注目されています。長野県の位置づけ、現状や今後の施策についてただしました。まだまだこれからという感じで、引き続き取り組みたいと思います。

【意見書、請願の採択】
(1)辺野古への米軍新基地建設の中止を求める意見書提出の請願
 民主主義の正当な手続きにもとずく民意に背を向け、地方自治を踏みにじる新基地建設の中止を求めて賛成討論を行いましたが、
残念ながら賛成少数(日本共産党県議団、改革・創造みらいの一部議員、無所属2名) で否決されました。

(2)補聴器への補助制度を求める請願
 年齢とともに聴力が低下した方が補聴器を購入する際の、国の補助制度創設を求める意見書が可決されました。
補聴器は高額な上に加齢性の場合健康保険等が適用されないため、私も補助制度を求める声をご本人やご家族の方々からお聞きしてきました。
 今回共産党県議団の呼びかけで各会派の共同の提案となり、全会一致で可決されました。実現へ向けてがんばります。

長野県議会の報告1

 長野県議会の6月定例会(6月20日〜7月5日)の報告です。改選後初の議会で、新たな気持ちで活動しました。

【一般質問】6月28日
(1)県立高校の入試制度の見直し案について

 かなり複雑な見直しで、現在の中学1年生から対象となりますが、実は県民にはほとんど知らされておりません。
 子どもたちが納得し喜ぶような制度のために、子どもや保護者へのていねいな説明と意見表明の場をつくるよう再三求めましたが、教育長は最後まで聞き入れませんでした。
 なぜ子どもや保護者の声を直接聞こうとしないのか、納得がいきません。

(2)リニア中央新幹線の工事に関して
 長野県は、トンネル工事などで出た残土で中川村で大規模な盛り土をする計画がありますが、まだ審議中で地元の中川村も承認していません。ところが工事をしているJR東海は残土の移動など勝手に準備を進めていたのです。
 このような乱暴なやり方が繰り返されており、改めて長野県の見解をただしました。知事は、JR東海に対して現地の体制を強化し、地元と顔の見える信頼関係を構築するよう強く働きかけると答弁しました。
 なお、この盛り土を行う中川村の半の沢は複数の断層が確認され地盤の弱い場所です。地震や大雨で大規模な災害を引き起こしかねないため、計画の見直しを求めました。
 住民の安全、命がかかった重要な問題です。

(3)公文書管理条例について
 また具体的な案は明らかになっていませんが、公文書管理条例の策定準備が進められています。不正を許さず厳正な管理を行うために、第三者の専門職の関与を求めたところ、専門性が必要と答弁がありました。
 神奈川県は保存期間が満了した文書を破棄せず、県立歴史館で全て再選別し重要な文書は収蔵しています。長野県では、意図的な文書廃棄を防ぐためダブルチェック体制を検討するとこれも前向きな答弁でした。

 入試制度も、リニア関連工事も、公文書管理条例も今後も継続的に取り上げていかなければならない重要な課題です。





2019年6月18日火曜日

危険な沢に大規模盛り土

 上伊那郡中川村へ共産党県議団で現地調査に行ってきました(17日)。

盛り土に使う予定の残土
 村では、リニア中央新幹線の工事の関連で、工事用車両の通行のために県道の改修工事が計画されています。

 ところが、これが単なる県道の改修ではなく、現在、橋をかけている沢に50万立方メートルという大規模な盛り土を行って県道を通すという計画です。

 実際現地を見ると、本当に急峻で地盤が弱そうな沢で、土砂災害などの誘発が心配されます。

新緑がまぶしい駒ケ岳サービスエリア
 工事はまだ決まったわけではありませんが、今後、盛り土の安全性や住民の合意などしっかりチェックしていきたいと思います。




2019年6月13日木曜日

ウソのゴマカシの「安定」では

 参議院選挙の支持のお願いで訪問活動。
 「自民党の政治もひどかったけど、野党の政権もダメだった。誰がやっても変わらないさ。(消費税率の引き上げなど)少しくらい負担が増えても安定した方が良いと思う」と、60歳代くらいの男性。
 確かに、こう考える人が多いのだろう。それが安倍内閣の支持率の背景にあるのかもしれない。
 しかし、その「安定」はウソとゴマカシでつくられた安定でしかないだろう。
 全国で統一候補を実現している野党の共通政策は、有権者の思いに応える安定をもたらすことをもっと訴えたい。 


 明日は、長野地域の県の事業について各機関から説明を受けて懇談します。事前に届けられた資料は、県政全般にわたる13種類。目を通すのも一苦労ですが、重いまぶたと格闘しながらなんとか最後まで頑張りました。

2019年6月9日日曜日

木曽へ小さな旅

御嶽山
 8日、木曽の御嶽山の国有林で長野県植樹祭がありました。植樹祭は、千人近い参加者で信州カラマツの苗木を5600本植えました!  毎度へっぴり腰の私は2本だけですが。

 せっかくでしたので、開田高原まで足を伸ばして県宝・山下家住宅へ行きました。山下家は江戸時代に建てられた木曽駒(馬)の大馬主の住宅ですが、これが当時の贅を尽くしていてすごいのです。

県宝・山下家
 山下家は最高時は300頭以上の木曽駒を持っていたそうですが、その木曽駒は体が小さくおとなしい性格が特徴だったので、第二次世界大戦時には去勢させられほとんど絶えてしまったそうです。

福島宿へも寄りました
実は、山下家のラストエンペラーならぬ、11代目で最後の当主・故山下千一さんは、日本共産党の開田村会議員を長くつとめた方でした。

 私は2回ほどお会いしたことがありますが、山下家や木曽駒のお話を聞いてみたかったと思います。

2019年6月5日水曜日

夜間中学校 公文書館

 共産党県議団と小林君男県議(無所属 共産党推薦)で埼玉県の夜間中学校を視察しました。
埼玉県庁で開設の経過などを聞き取り
 3日は、最初に埼玉県庁で開設の経過などをお聞きして、この春開校したばかりの川口市立芝西中学校陽春分校へ。

 年齢も、生きてきた道も、国籍も違う生徒さんたち。競争もなく、学びたいという思いだけで集まっている学校です。
 登校する生徒さんの姿が生き生きしていて、授業も生徒さんの尊厳が大切にされている様子が感じられます。
 
学校のあり方を考えさせられました。

 
神奈川県公文書館(横浜市)
翌4日、公文書の管理では全国一と言われる神奈川県へ。

 神奈川県庁でお話を聞いて、県立公文書館へ。注目したのは、県の機関が保存していた公文書は期限が過ぎてもすぐに処理せず、今度は公文書館が引き取って分類し残すべき文書をきちんと残しているところです。

 年間1万箱を分類する大きな労力が必要ですが、公文書は「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的財産」(公文書管理法)の位置付けにふさわしい事業でした。

 得るものが多く、今後の活動にとても参考になる視察でした。

2019年5月31日金曜日

控室の改修

 4月の県会議員選挙の改選を受けて、議会棟の各会派の控室の改修が行われています。邪魔になるといけないので、私はあれこれ好きなことを言って見ているだけですが。

ガランと開いた部分が削られます。
 何しろ議会は数の世界です。所属する議員数に応じて割り当てられる面積が決まるため、わが共産党県議団はこれまでの6割程度になりました。

 控室の面積だけではありません。議会の質問時間(一般質問)も議員の数に応じて割り当てられるため、共産党県議団はこれまでの1議会56分から40分に。これが一番痛手かな。

 何れにしても、6月定例議会が20日から始まります。質問時間も控室も最大限有効に使って奮闘します。

2019年5月27日月曜日

「人生のうた」

「しんぶん赤旗」日曜版に「人生のうた」という投稿欄があります。高齢の方の投稿が多く、まさに「人生のうた」というにふさわしい投稿も多く、日曜版で一番好きなコーナーです。

 5月26日号の投稿主は、父が戦死した翌年に母が病死。6歳で両親を失い、幼い姉と親戚の家を転々とする生活をされた方です。
 両親の記憶は病床に伏せる母の姿くらいですが、昨年偶然に親戚からいただいた写真に、父に手を引かれた姉、母にしっかり抱っこされた自分が。母親の愛を確かめて泣き崩れたといいます。

 戦争の悲劇、70年以上の時を経た両親との劇的な再会に、目頭が熱くなりました。

2019年5月19日日曜日

スマホカメラ

 昨日、上田市(会議)→長野市(地元行事)→中野市(会議)と、お昼を食べる間もなく走って少々疲れた感じ。
シャクヤクらしい
 
 そこで、午前中はのんびり。スマホで我が家の庭に自生した花(つぼみ)の写真を撮ったら、すごく精細に写っていて驚きました。いやはやスマホカメラ恐るべし!
 

2019年5月15日水曜日

“ハッ、ハッ、ハクショーン!!!”


 “ハッ、ハッ、ハクショーン!!!”    

この数日間、花粉に悩まされています。

これまでずっと薬を飲んでいて、症状はほとんど抑えられていたのですが、今日は特に“ハクション大魔王”状態でした。


何で今頃になって、しかも今日みたいな雨の日に…。ウーン、どういうことでしょうか。参っています。

2019年5月11日土曜日

武田参議院議員と

花粉症もああるのですが、どうも体調がいま一つスッキリしない毎日です。

それでも来週は臨時県議会や各種会議の日程が入り、参院選挙に向けた活動も本格化していくので、体調を整えていきたいと思います。

今日は、同じ町内に住む武田良介参議院議員と、お互いお世話になっている地元で活動。
街頭演説した前のお宅から「ここは目立つ良い場所だからもっと利用してください」と激励されました。うれしいですね。

市民菜園で作業をしていた方に話しかけられて畑で政治談義。天皇制からはじまって弱肉強食の経済社会など話し合いながら、どこかでお会いした方だと思ったらある有力企業の役員さんでした。面白い出会いもありました。




2019年5月6日月曜日

兼六園 東尋坊

金沢兼六園 すごい人出でした。
 金沢にいる2番目クン。連休にも帰省せず、どうやら就活も苦戦しているらしい。

 いよいよ心配になった母親が、顔を見に行くと突然言い出して、早朝に長野を出て金沢のアパートを“襲撃”じゃなくて“訪問”。

 2番目クンを引っ張り出して、兼六園から東尋坊まで日帰り弾丸ツアーでした。
 往復800キロメートル超、さすがに疲れた1日でした(5日)。

2019年5月4日土曜日

美術展、市民と野党の共闘、花風車…

 文化の世界と政治の世界を行ったり来たりした一日でした。


 午前中は飯綱町のアップルミュージアムへ。お世話になっている方が出展している水彩画の美術展を鑑賞。通知表の「図画工作」がいつも「2」だった私も、何となく描いてみたいと思ったりして…。

 午後は、政治の世界へ戻り「第2回市民と野党の共同のテーブル」(主催 信州市民アクション)に共産党の代表として石坂千穂党県副委員長と一緒に参加。
 参院選の統一候補のことなど、立憲民主党、国民民主党、社民党、新政信州の代表とともに意見交換を行い、共同の前進へ新たな一歩となりました。
 
 そして再び文化の世界、「花風車展」へ。一つひとつ丁寧に作り上げた花風車。そっと息を吹きかけると、くるくるとまわる姿が美しく、可愛い。ぜひ一度ご覧ください。善光寺のすぐ近く「門前商家ちょっ蔵おいらい館」で開催中です。
 
 最後は、炊飯器が壊れたため新しいのを調達しましたとさ。

2019年5月1日水曜日

須坂市で植樹祭

左がプリンセス雅。小林君男県議と。
 午前中は須坂市。長野地区・森林(もり)と緑の祭典で、プリンセス雅、ヤマモミジなど植樹しました。いわゆる植樹祭です。
 ちなみに、プリンセス雅という木は、今日はじめて知りました。
 会場の須坂市臥竜公園は桜の名所。ほとんど葉桜になっていましたが、遅咲きの桜と新緑がまぶしいくらいでした。お隣の動物園は家族連れて賑わっていました。

 午後は長野市にもどり会議。3時過ぎに帰宅。議会や選挙をまたぎずいぶん時間がかかったけれど、「天使蒙塵」(浅田次郎)を読み終わりました。
 悠久の大清の滅亡、最後の中華皇帝溥儀、そして張学良…日中戦争前夜、国や歴史、山河を奪われ翻弄された人々の悲哀に胸がつまります。
 日中戦争前後の日本と中国の関わりをもう少し学びたい。


2019年4月30日火曜日

家族のおかげ

 考えてみれば、年明けから2月定例県議会、県会議員選挙と、ほとんど休む間も無く緊張した毎日を送ってきました。
 この連休で家族と接する機会もあり、ようやく肉体的にも精神的にも疲れが取れてきたような気がします。

 東京にくらす長女が帰省して一緒に外食。長女は、内緒で当選祝いのプレートを用意してくれていました。いつの間にか、こんな気がきくようになって感激でした。

 妹夫婦の心づかいで、横浜の母も交え湯田中温泉で一泊。旅館は350年続き小林一茶が長く滞在したことで有名で、遺墨が何点も残されていました。
 
金子兜太の遺墨
また、「アベ政治を許さない」のプラカードの文字でも知られる俳人・金子兜太さんもよく泊まったそうで、一茶を詠んだ遺墨も残されていました。意外な出会いに得した気分でした。

2019年4月27日土曜日

京都へ小さな旅

町家は生活感があっていい
 26日、看護学校に通う二女のナーシングセレモニー(戴帽式)のために京都へいきました。
 本人はいろいろ悩んだり苦労しているけど、まあがんばっているみたいでした。心配しても仕方ない。

明治はじめの薬屋さんらしい
 せっかくだから一緒に昼食でもと思ったけど、二女はその時間もないようなので(補講があるらいし)、顔を見ただけでそそくさと退散( ; ; )

 目的もなく街をブラブラするのが好きです。
 
嵐山電鉄にも乗りました
町家をみながらのんびり歩き、道元の墓を発見。壬生寺では、新撰組の近藤勇と記念撮影。最後は京都タワーの展望台。完全に“お上りさん”の小さな旅でした。

壬生寺で近藤勇に対面
  
仕上げは京都タワー


2019年4月25日木曜日

信州花フェスタ2019

 昨夜、共産党長野県議団のご苦労さん会を開いた松本の浅間温泉に泊。

 今朝は、浅間温泉から信州花フェスタ2019(第36回全国都市緑化信州フェア)の開会式へ。会場は、松本空港のお隣の松本平広域公園です。

 早春の15万株の花々が、残雪の北アルプスを背景に咲き誇っています。時間がなくてほとんど見れませんでしたが…

 午後は、松本市内で会議。終了後、松本駅から特急しなので名古屋に出て、新幹線で京都へ。
明日は看護専門学校に通う二女のナーシングセレモニー。

2019年4月23日火曜日

ようやく日常に

ササミはサクッと揚がりました
 朝、お弁当を作る。ササミフライ、椎茸の天ぷら、ひき肉オムレツ…。ちょっと手をかけましたよ。

 県庁で共産党県議団事務局の打ち合わせした後、二男が部活でケガをしたときの医療費の書類を病院に申請、自
月曜日の朝宣伝している三才駅ちかく
転車の修理などなど、私用をこなして少しのんびりしました。


 ようやく日常が戻ってきた感じです。
 


2019年4月21日日曜日

花見ご苦労さん会

 後半戦の支援も終えて、これで統一地方選挙が終わったと実感。とりあえず肩の荷が下りた気がします。

 桜が満開の長野市城山公園で、山口の選挙対策本部のご苦労さん会。

みなさんの笑顔の素晴らしいこと
 選挙を担っていただいたみなさんが、それぞれ必死の活動や思いを語られて、一言一言、かみしめながら聞きました。

 お隣の木にとまったウグイスも、美しいさえずりでみなさんの奮闘を何度も祝福してくれました。

2019年4月19日金曜日

後半戦応援行脚

 塩尻市、駒ヶ根市、阿南町、豊丘村、大鹿村、木島平村と駆けまわってきた統一地方選挙の後半戦、市町村会議員選挙の応援行脚もあと1日となりました。
最終日の明日は、軽井沢町です。

 選挙の応援では、共産党議員がその地域で果たしている役割に、感心したり、学ばされることが多々ありました。

 今日訪れた坂城町では、消防士の増員を求め3人増員されました。その結果、消防車と救急車の同時出動が可能になったそうです。
坂城駅のエレベーターも、署名活動など住民と力を合わせた2年越しの取り組みで実現。高齢者や障がい者に喜ばれいます。

 くらしの願いを実現し命と安全を守る日本共産党地方議員団の躍進を!

2019年4月16日火曜日

後半戦全員勝利へ(2)


 長野市から200km、長野県の南端に位置する阿南町へ。告示された町議選挙(定数12)の応援です。
 日本共産党は1議席増をめざし、村沢ひろみつ、熊谷としひろ、金田ゆたかの3候補が奮闘しています。

 阿南町では、1996年の衆院長野5区に立候補して以来お世話になっていて、今回の県議選での私の当選を涙を浮かべて喜んでくれた方も。私も目頭が熱くなりました。

道の駅 信州新野千石平
 愛知県との境の新野地区にも久しぶりに訪れました。新野は国重要無形民俗文化財の雪祭り、盆踊りなどの民族芸能でも有名です。

2019年4月14日日曜日

後半戦全員勝利へ

 統一地方選挙の後半戦向けて活動を開始しました。
大鹿村大西公園から望む赤石岳
 長野県内では、28市町村で48人が立候補、全員当選をめざして奮闘します。

 12日(金)は駒ヶ根市の坂本やすひこさんと南箕輪村の三沢すみ子さん、13日(土)は豊丘村の前沢光昭さんと大鹿村の北沢ちらほさん、14日(日)は駒ヶ根市の坂本やすひこさんとそれぞれ街頭から訴えるなど応援してきました。
陣馬型山から中央アルプスを望む

 各地を訪ねると、日本共産党の地方議員団の皆さんが、くらしを守り住民要望の実現へ本当に献身的に奮闘されている姿が見えてきます。
 何としても全員勝利へ!

2019年4月9日火曜日

県会議員選挙のご報告

 7日投票の県会議員選挙は、長野市上水内郡選挙区(定数11)で最後の議席を争って本当にやきもきしましたが、おかげさまで当選できました。
 共産党長野県会議員団は5名が当選。前回当選8名から後退してしまい残念ですが、和田あき子県議とともに長野市上水内郡区の日本共産党の2議席を守ることができホッとしています。
 共産党推薦の小林きみおさんが須坂市上高井郡選挙区で当選されたことも野党と市民の共闘の結果でした。


長野駅善光寺口 9日朝
 今回の選挙は、文字通りの少数激戦、接戦だったことを改めて実感しています。
 同時に、この4年間を振り返りながら、何かといたらぬ候補である私を、支持者やスタッフのみなさんが必死で押し上げてくれた議席であることをかみしめています。

 ご支援いただいたみなさんの思いにこたえることができるよう、そして公約実現のために努力を重ねます。
 
 9日朝は、武田良介参議院議員、和田あき子県議、党長野市議団、上水内議員団のみなさんと、県議選挙の報告、参院選、長野市議選での躍進を訴えました。

2019年3月29日金曜日

県議選スタート

 いよいよ県会議員選挙が告示されました。
出発式で大勢の方の激励を受け元気一杯にスタートしました。

和田明子候補とともに街頭演説も
 街頭演説では養護学校の生徒の保護者が歩みより、教室不足で建てた校庭のプレハブ校舎、過密化、老朽化などの相談が寄せられました。

 私も2月県議会の文教委員会で取り上げましたが、共産党県議団が特別支援学校の新設など、学習環境の整備を議会でもくり返し求めてきたことを紹介。
早急な対策のため力を合わせて頑張りましょうと固い握手。

2019年3月26日火曜日

他派の運動員の方も

 毎日いろんな方とお会いしています。

戸隠連峰
 昨日は「おれは地元の候補に決めている」という方が、お話しするうちに「たしかに地元と言っても自民の人を応援すれば、安倍政権に加担することになる。考えてみる」と言ってくれました。

 今日、偶然街頭演説を聞いてくれた他派の運動員という人は、「話を聞けば、たしかに共産党のみなさんの言う通りだ。がんばって」と、私の肩に手をかけて力強く激励してくれたのでした。

 泣いても笑っても、告示まであと3日。

能登ボランティア

  4月15日から17日まで、党長野市議団のみなさんと能登半島地震のボランティアに行きました。  珠洲市は、ほとんどの家がペシャンコに潰れ壊滅的な集落もあります。いまだに発災時のまま、あまりにも痛ましい光景に言葉を失いました。今も、車中泊をしている方もいます。  七尾市、志賀町で...