2020年3月18日水曜日

農業支援、森林整備を求めて

長野県議会報告(2)です。
 新型コロナウィルス対策の休校による給食用食材への影響と対策をただしました。宿泊や飲食関係への影響が深刻になるなか、きめ細かい対応を行うために生産農家、食材業者や団体の聞き取り調査、相談窓口の設置を求めました。


 被災農家に希望を―農業用機械の修繕や取得は、国の都合で線引きせず農家が必要なものはすべて支援制度の対象にするよう求めました(農政委員会 3月4日)。

 
 河川上流の森林整備を行うことで、下流域のピーク時の流量を減少させる治水対策を求めました(林務委員会 3月6日)。


20年度長野県予算 くらし、経済対策が不十分

  長野県2月定例県議会の報告(1)です。

 「令和2年度長野県一般会計予算案」では、台風19号災害の被災者の生活再建支援や復興の予算が盛られており、これはまったなしの必用な事業です。

 一方、消費税増税、台風19号災害、暖冬による雪不足や、新型コロナウィルスなどの影響で県民のくらしと経済は危機的な状況ですが、予算案はそのための施策や事業は不十分と言わざるを得ません。

県リハビリティセンター病院、飯綱病院、信越病院など地域でかけがえのない役割を果たしている公立・公的医療機関の再編・統合をすすめるとしています。国民健康保険の保険料の引き上げにつながる制度の見直しがおこなわれることも、県民の命と健康をおびやかす道です。

 いま必要なのは、県民が希望の持てる県政です。お金の心配せず学べる子育て支援策、8時間働けば普通にくらせる働き方改革、くらしをささえる社会保障制度、さらに「くらし」や「社会保障」を壊す国の安倍政治にきっぱり立ち向かうことを求め予算案の反対討論を行いましたが賛成多数で可決されました。

6月県議会で給食費無償化等を質問 

質問と答弁の要旨です。学校給食費無償化に対して知事は消極的。世論、運動を広げるためにいっそう頑張りたいと思います。。 【1】 学校給食費の無償化について   山口 >県の意識調査では、理想の子ども数を持てない理由として、「子育て・教育にお金がかかり過ぎる」が55・5%である。学校...