2023年6月22日木曜日

特別支援学校の改修、新増設は待ったなし

  特別支援学校の老朽化、児童・生徒の増加による教室不足などが各地で問題になっています。私は、これまで4校ほど視察しましたが、6月5日に共産党県議団で訪ねた上田養護学校も胸が痛みました。

 仮設校舎(プレハブ)を次々建て増しても教室が足りず、特別教室を転用しています。重度障がい者の教室は、狭くて横になれません。校舎の出入り口にスパースがなく、渡り廊下に下駄箱を設置。そのため、冬は靴に雪が積もるそうです。

上田養護学校で懇談

 先生たちも大変で、事務室に転用した倉庫は狭くて事務机が入らず、長机を使用。給食の配食数が増え厨房が狭くなり、給食がなくお弁当持参の先生も。

 上田養護学校は千曲川に隣接しているため、洪水で水位が上昇するたびに先生方はヒヤヒヤ。3日前にも保護者に児童・生徒を引き渡すギリギリだったそうです。移転、新築は待ったなしです。

 各地の特別支援学校で、児童・生徒の人権、安全や命にかかわる問題があるにもかかわらず、県の大規模改修や新増設計画は、当面、若槻と松本の養護学校に限られ、上田養護も含め多くは後回しです。県政のあり方が厳しく問われる問題として、共産党県議団は6月の県議会でも追及します。

能登ボランティア

  4月15日から17日まで、党長野市議団のみなさんと能登半島地震のボランティアに行きました。  珠洲市は、ほとんどの家がペシャンコに潰れ壊滅的な集落もあります。いまだに発災時のまま、あまりにも痛ましい光景に言葉を失いました。今も、車中泊をしている方もいます。  七尾市、志賀町で...