2018年6月29日金曜日

県議会一般質問最終日

長野電鉄
 観測史上最も早いという梅雨明けとのこと。
 毎朝やってる街頭県政・市政報告を終えるとすでに汗ビッショリ。帰宅して、着替えて県議会へ。

 県議会は一般質問の4日目(最終日)。日本共産党からは、備前光正、小林伸陽県議が登壇。制度改悪で利用しずらくなるばかりの介護保険、県政史上最大の不祥事である大北森林組合補助金不正事件を取り上げて追及。
 
 県民の実態や声に寄り添はない理事者の答弁には、ストレスがたまります。
 終了後、県議団会議で提出されている議案の賛否を論議。


2018年6月25日月曜日

生きるー相良倫子さん

 沖縄全戦没者追悼式ー美しい島に生きる歓びをうたい、悲惨な戦争を告発し、そして平和な未来を生きる決意を堂々と語った浦添市立港川中学校3年 相良倫子(さがら りんこ)さんの「生きる」の朗読に感動で涙があふれました。

生きる

私は、生きている。
マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、
心地よい湿気を孕(はら)んだ風を全身に受け、
草の匂いを鼻孔に感じ、
遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。
 
私は今、生きている。
 
私の生きるこの島は、
何と美しい島だろう。
青く輝く海、
岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、
山羊の嘶(いなな)き、
小川のせせらぎ、
畑に続く小道、
萌え出づる山の緑、
優しい三線(さんしん)の響き、
照りつける太陽の光。
 
私はなんと美しい島に、
生まれ育ったのだろう。
 
ありったけの私の感覚器で、感受性で、
島を感じる。心がじわりと熱くなる。
 
私はこの瞬間を、生きている。
 
この瞬間の素晴らしさが
この瞬間の愛(いと)おしさが
今と言う安らぎとなり
私の中に広がりゆく。
 
たまらなく込み上げるこの気持ちを
どう表現しよう。
大切な今よ
かけがえのない今よ
 
私の生きる、この今よ。
 
七十三年前、
私の愛する島が、死の島と化したあの日。
小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。
優しく響く三線は、爆撃の轟(とどろき)に消えた。
青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。
草の匂いは死臭で濁り、
光り輝いていた海の水面は、
戦艦で埋め尽くされた。
火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、
燃えつくされた民家、火薬の匂い。
着弾に揺れる大地。血に染まった海。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)の如く、姿を変えた人々。
阿鼻叫喚(あびきょうかん)の壮絶な戦の記憶。
 
みんな、生きていたのだ。
私と何も変わらない、
懸命に生きる命だったのだ。
彼らの人生を、それぞれの未来を。
疑うことなく、思い描いていたんだ。
家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。
仕事があった。生きがいがあった。
日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。
それなのに。
壊されて、奪われた。
生きた時代が違う。ただ、それだけで。
無辜(むこ)の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。
 
摩文仁(まぶに)の丘。眼下に広がる穏やかな海。
悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。
私は手を強く握り、誓う。
奪われた命に想いを馳せて、
心から、誓う。
 
私が生きている限り、
こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。
もう二度と過去を未来にしないこと。
全ての人間が、国境を越え、人種を越え、
宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。
生きる事、命を大切にできることを、
誰からも侵されない世界を創ること。
平和を創造する努力を、厭(いと)わないことを。
 
あなたも、感じるだろう。
この島の美しさを。
あなたも、知っているだろう。
この島の悲しみを。
そして、あなたも、
 
私と同じこの瞬間(とき)を
一緒に生きているのだ。
 
今を一緒に、生きているのだ。
 
だから、きっとわかるはずなんだ。
戦争の無意味さを。本当の平和を。
頭じゃなくて、その心で。
戦力という愚かな力を持つことで、
得られる平和など、本当は無いことを。
平和とは、あたり前に生きること。
その命を精一杯輝かせて生きることだということを。
 
私は、今を生きている。
みんなと一緒に。
そして、これからも生きていく。
一日一日を大切に。
平和を想って。平和を祈って。
なぜなら、未来は、
この瞬間の延長線上にあるからだ。
つまり、未来は、今なんだ。
 
大好きな、私の島。
誇り高き、みんなの島。
そして、この島に生きる、すべての命。
私と共に今を生きる、私の友。私の家族。
 
これからも、共に生きてゆこう。
この青に囲まれた美しい故郷から。
真の平和を発進しよう。
一人一人が立ち上がって、
みんなで未来を歩んでいこう。
 
摩文仁の丘の風に吹かれ、
私の命が鳴っている。
過去と現在、未来の共鳴。
鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。
命よ響け。生きゆく未来に。
私は今を、生きていく。

2018年6月22日金曜日

小学生に議場の説明ー答弁不能に

 今日は議案調査日。県庁の共産党控え室で6月定例県議会に提出された議案や資料に目を通しました。

 午後、長野県庁の見学に来た安曇野市の穂高北小学校のみなさんに、県議会の広報委員として議場の説明をしました。一通り説明した後で質問コーナーですが、難問が次々と出されタジタジでした。


・質問「◯◯議員さん(山口ではありません)て、どんな人ですか?」
・山口「う〜ん…」(いきなり想定外の質問。他の議員さんのことをどう言ったら良いのか思いつかず、答弁不能に陥る)

・質問「今まで一番難しかった議会は何ですか?」
・山口「う〜ん、一年間のお金の使い方を決める時かな。学校を良くしたいとか、道路を作りたいとか、いろんな願いがあるけど使えるお金も限られているから難しいです」(今考えると知事がする答弁みたい)

 と、こんな感じでした。次回はもう少し上手に答えられるよう頑張ります…。

6月県議会開会

 長野県6月定例県議会が、21日開会しました。
広報委員会 3年前に続き2回目です。
 1時から本会議。終了後、ただちに広報委員会。広報紙や地域に出かける懇談会の取り組みをあれこれ話し合いました。どうやったら県政や県議会を身近に感じていただくことができるか、知恵の絞りどころです。

 続いて長野県立大学議員懇談会。4月の開学以来、金田一真澄学長先頭に長野県立大学らしいカリキュラムや快適な寮生活のために勢力的に取り組んでいる様子。良い大学になると良いですね。現場を直接見たくなりました。

 さらに、防災ヘリ関係の説明を担当課の職員さんから受けて、共産党県議団の打ち合わせが6時過ぎまで。
 一気に忙しくなりました。

2018年6月19日火曜日

行政懇談会

 長野駅善光寺口で火曜日朝の定例宣伝。
 県庁で打合せした後、国民健康保険のことで担当課から聞き取り。
 昼に、自宅近くの共産党事務所で新しく日本共産党の仲間に加わってくれた方の歓迎会。ささやかながら、心のこもったランチで一息いれる。

 午後、再び県庁へ戻り長野地域振興局の行政懇談会に参加して長野地域における県行政の取り組み状況を17の部局から聞き取り、質疑。
 一番気になったのは、児童相談所の虐待相談数が激増していること。管内で、平成25年度629件が29年度719件に。家庭の孤立化などが要因としてあげられていましたが、深刻な実態です。対応する職員体制も増強が求められているでしょう。

 いよいよ明後日21日からは6月定例県議会。忙しくなってきました。

2018年6月16日土曜日

木を植える男になる 感動のタケノコ汁

ドキュメント風に)
9:15 自宅を愛車・日産マーチで出発。肌寒くて思わず暖房に切り替える。

9:45 飯綱東高原着。湖畔に霧が立ち込め幻想的な雰囲気に見とれるが、そこは標高千メートル近い高地。寒くて帰りたくなる。

10:00 森林と緑の祭典で「木を植える男」になる。説明を受けたはずだが、自分が植えているのは何の苗か、すぐに忘れた。恥ずかしくて周りの人に聞くわけにもいかず…。

16:00  信濃町の伊藤博美町議の後援会の町政報告会。ここでついに今年初のタケノコ汁にありつきました。
 
 タケノコ汁といっても、普通のタケノコではなく「根曲がり竹」。北信濃特産の小ぶりなタケノコで、みそ汁のなかでサバ缶と出会ったとき、それは感動の地平を超え、打ちのめされるほど絶妙でハイブリッドな幸せ感が体中をかけめぐるのです。
 
 ちなみに、このために朝からタケノコを採りに行った後援会役員の方は、クマ4頭に出会ったそうです。ご無事で何よりです。
 ながせ由希子参院長野予定候補と。

18:00 撤収

2018年6月13日水曜日

損したって5万円じゃない

 先日、街頭宣伝中に通りがかった男性が歩み寄り、以前大変お世話になったと女性の共産党員の名をあげて立ち去りました。

 たまたま今日、その女性党員に会ってその時の話をしたら、「近所に住んでいた家族で、小さな子どもがいるのに生活が大変そうなので、お米を分けたり日帰り温泉に一緒に行ったり、生活費を5万円貸したこともある。うちの家族は反対だったけど、損したって5万円じゃないと言ったのよ」と話してくれました。

 実は、この女性党員の方も経済的に大変な苦労をされてきたことは知っていました。「損したって5万円」なんて言える状況ではなかったと思います。
 それでも人を思いやる、その暖かさ、生き方に心動かされました。自らを振り返りつつ。

近所のお宅の花

2018年6月11日月曜日

自力をつける

 今朝は、昨晩のご飯が余っていたのでチャーハン弁当にしました。
 トンカツは冷凍物をチーン。

 月曜日恒例の三才駅の宣伝を終えて、東京へ向かいました。
 午後から共産党本部で会議。来年の参院選と統一地方選挙勝利に向けて日本共産党の自力をいかにつけるか、ここは頑張りどきです。


2018年6月10日日曜日

スマイルボーリング 安倍内閣退陣を! 

 地区のスマイルボーリング大会でした。スマイルボーリングはボーリングをアレンジしたゲームで、簡単にいうと体育館の床にシートを敷いて行う簡易ボーリングです。普通のボーリングと違うのは、5人1チームで各自が順番に一投ずつ行って何人目で全ピンを倒せるか競います。
 ボールも小さくてルールも簡単なので、老弱男女みんなが和気あいあいと楽しめて、体育館スマイルが広がります。
 ちなみに、わが横山町チームは一致団結して奮闘しましたが、今年も残念でした^^;


 午後は、安倍内閣の退陣を求める怒りの長野県民大集会。県下各地から参集した仲間のみなさんと久しぶりに再会したり、みんなで声を上げる元気がでます。
 自宅→集会会場→パレード→自宅と歩いて移動。ちょうど一万歩。最近運動不足なので少しこたえましたとさ^^;


2018年6月9日土曜日

伊藤千代子顕彰碑

 岡谷で会議があったので、帰りに諏訪市にある伊藤千代子の顕彰碑を久しぶりに訪ねました。

 伊藤千代子は諏訪生まれの戦前の日本共産党の活動家で、1928年(昭和3年)に帝国主義戦争反対、主権在民をかかげる日本共産党に入党します。
 
 千代子は、諏訪高等女学校から進学した東京女子大で資本論の学習サークルでも活動したようですが、天皇制政府の暗黒支配の象徴である治安維持法により逮捕、投獄されました。
 
 千代子は、獄中の凶暴な拷問、虐待、転向の強要にも節を曲げずにたたかいぬきましたが、翌1929年9月についに力つき24歳の短い生涯を閉じました。

 中国への侵略戦争が拡大するさなか、諏訪高等女学校時代の千代子の恩師である土屋文明は、「こころざしつつたふれし少女よ 新しき光の中に置きて思はむ」と詠んで、その死をいたみました。



2018年6月8日金曜日

養護学校のスクールバス

 長野養護学校を和田明子県議と訪ね、スクールバスや通学方法の話をお聞きしました。

 広い範囲を運行するのでコース一周に1時間半かかり、乗車時間も長くなりがちです。中には、自宅から自家用車でバス停まで30分〜40分、さらにスクールバスで学校まで30分〜40分という生徒も。障がいをもつ人には大変な負担です。

 バスは満席状態でゆとりがなく、生徒間のトラブルの原因にも。小、中等部が優先で高等部は利用が制限されていることも知りました。バスを増やすには、財政的な問題や狭い進入路やスペースなどの課題もあり単縦ではないとのこと。

 生徒にとっても親にとっても、朝早く出勤して添乗するなど先生にも負担が重い通学方法の改善は待ったなし。他県の例なども参考にしながら研究したいと思います。


生出市議の辞職について

 生出光・長野市議(日本共産党)が5日、器物損壊罪の容疑により逮捕され議員辞職したことは、あまりにも衝撃的であり、いまだに信じられない思いです。痛恨の極みです。
 
 被害にあわれた方はもとより、みなさんには本当に申し訳ない思いでいっぱいです。
 事件を正面から受け止め、失った信頼を回復するために力をつくしたいと思います。

2018年6月3日日曜日

再び栄村 共産党演説会

 朝7時に自家用車で家を出て、長野県栄村へ。5月25日に震度5強を記録した翌日に続き訪ねました。一週間経過し被害の全体像も明らかになるなか、森川浩市村長は農地の復旧などに国や県の経済的な支援を訴えられました。
 井上哲士参議院議員は村の要望を政府に働きかけることを約束、村の齊藤康夫村議に案内していただき、ながせ由希子参院選挙区予定候補、和田明子県議と被災した現場の調査を行いました。
栄村役場

 昼過ぎに長野市に戻り、午後から共産党演説会(長野市)。山下芳生党副委員長、井上哲士参議院議員、ながせ由希子参院長野候補、和田明子県議、金井忠一知事候補。みんな個性的でパワフル。山下さんの「共産党の名前変えたら?」の疑問に答えるお話は、共産党の過去、現在、未来の価値をフルに語って、私も思わず身を乗り出して聞きました。参加していただいたみなさんのご感想はどうだったろう?

2018年6月2日土曜日

連絡くらいよこせ!

地元の小学校の運動会。一生懸命の子どもたちの姿が可愛くて、いまはすっかり大きくなってしまったうちの子どもたちもこんな時があったのかなと思い出しながら、中座して松本市で開かれている長野県高校総体(バスケット)の県大会へ。
 4番目クンのチームが出ているのですが、彼の話では2回戦までは余裕みたいなので3回戦の開始時間に行きました。ところがどっこい、到着してみればすでに2回戦で見事に敗退していたのでした(4番目が須坂東高校)。
 ホントに可愛くない。「この忙しいのに、なんのために松本まで…。連絡くらい寄こせ」と思い切り言いたくなったのをガマンしましたとさ(-。-;


入学式

  中学校の入学式に、来賓で参加させていただきました。  みんな新しい制服に身を包み、少し緊張しながら、誇らしそうでもありました。  私自身は、いつも忙しがっていて、4人の子どもの式にほとんど出たことがありませんでした。  初々しい新入生を見ていると、いつも心の隅でそのことを後悔...