2019年6月18日火曜日

危険な沢に大規模盛り土

 上伊那郡中川村へ共産党県議団で現地調査に行ってきました(17日)。

盛り土に使う予定の残土
 村では、リニア中央新幹線の工事の関連で、工事用車両の通行のために県道の改修工事が計画されています。

 ところが、これが単なる県道の改修ではなく、現在、橋をかけている沢に50万立方メートルという大規模な盛り土を行って県道を通すという計画です。

 実際現地を見ると、本当に急峻で地盤が弱そうな沢で、土砂災害などの誘発が心配されます。

新緑がまぶしい駒ケ岳サービスエリア
 工事はまだ決まったわけではありませんが、今後、盛り土の安全性や住民の合意などしっかりチェックしていきたいと思います。




2019年6月13日木曜日

ウソのゴマカシの「安定」では

 参議院選挙の支持のお願いで訪問活動。
 「自民党の政治もひどかったけど、野党の政権もダメだった。誰がやっても変わらないさ。(消費税率の引き上げなど)少しくらい負担が増えても安定した方が良いと思う」と、60歳代くらいの男性。
 確かに、こう考える人が多いのだろう。それが安倍内閣の支持率の背景にあるのかもしれない。
 しかし、その「安定」はウソとゴマカシでつくられた安定でしかないだろう。
 全国で統一候補を実現している野党の共通政策は、有権者の思いに応える安定をもたらすことをもっと訴えたい。 


 明日は、長野地域の県の事業について各機関から説明を受けて懇談します。事前に届けられた資料は、県政全般にわたる13種類。目を通すのも一苦労ですが、重いまぶたと格闘しながらなんとか最後まで頑張りました。

2019年6月9日日曜日

木曽へ小さな旅

御嶽山
 8日、木曽の御嶽山の国有林で長野県植樹祭がありました。植樹祭は、千人近い参加者で信州カラマツの苗木を5600本植えました!  毎度へっぴり腰の私は2本だけですが。

 せっかくでしたので、開田高原まで足を伸ばして県宝・山下家住宅へ行きました。山下家は江戸時代に建てられた木曽駒(馬)の大馬主の住宅ですが、これが当時の贅を尽くしていてすごいのです。

県宝・山下家
 山下家は最高時は300頭以上の木曽駒を持っていたそうですが、その木曽駒は体が小さくおとなしい性格が特徴だったので、第二次世界大戦時には去勢させられほとんど絶えてしまったそうです。

福島宿へも寄りました
実は、山下家のラストエンペラーならぬ、11代目で最後の当主・故山下千一さんは、日本共産党の開田村会議員を長くつとめた方でした。

 私は2回ほどお会いしたことがありますが、山下家や木曽駒のお話を聞いてみたかったと思います。

2019年6月5日水曜日

夜間中学校 公文書館

 共産党県議団と小林君男県議(無所属 共産党推薦)で埼玉県の夜間中学校を視察しました。
埼玉県庁で開設の経過などを聞き取り
 3日は、最初に埼玉県庁で開設の経過などをお聞きして、この春開校したばかりの川口市立芝西中学校陽春分校へ。

 年齢も、生きてきた道も、国籍も違う生徒さんたち。競争もなく、学びたいという思いだけで集まっている学校です。
 登校する生徒さんの姿が生き生きしていて、授業も生徒さんの尊厳が大切にされている様子が感じられます。
 
学校のあり方を考えさせられました。

 
神奈川県公文書館(横浜市)
翌4日、公文書の管理では全国一と言われる神奈川県へ。

 神奈川県庁でお話を聞いて、県立公文書館へ。注目したのは、県の機関が保存していた公文書は期限が過ぎてもすぐに処理せず、今度は公文書館が引き取って分類し残すべき文書をきちんと残しているところです。

 年間1万箱を分類する大きな労力が必要ですが、公文書は「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的財産」(公文書管理法)の位置付けにふさわしい事業でした。

 得るものが多く、今後の活動にとても参考になる視察でした。

6月県議会で給食費無償化等を質問 

質問と答弁の要旨です。学校給食費無償化に対して知事は消極的。世論、運動を広げるためにいっそう頑張りたいと思います。。 【1】 学校給食費の無償化について   山口 >県の意識調査では、理想の子ども数を持てない理由として、「子育て・教育にお金がかかり過ぎる」が55・5%である。学校...