長野から特急しなので塩尻へ。そして備前さんの車に乗り換えて約3時間の旅でした。
残念ながら雨が降っていて富士山は見えず。しかし、麓の30haの広大な敷地、そして立派な建物の同研究所で、北原正彦副所長さん、山下宏副所長さんら職員のみなさんから2時間近くにわたって話をうかがうことができました。
富士山の世界文化遺産登録を機に設立された同研究所。富士山の火山防災、自然特性の解明やその保全、人と自然の共生などに関する幅広い研究を行いながら、教育事業や研究成果などの情報を発信しています。
富士山の安全、特性を生かした地域づくりや人づくりを志向した、いわば富士山との共生をめざす拠点であることがよくわかりました。
山梨県が独自にこうした研究所を設置した事は、将来を見据えた大変意義あることと思いました。
多くの活火山や活断層などを持つ長野県でも、こうした開かれた、地域に密着した研究拠点が必要だと帰りの車の中で語り合いました。