せっかくの取り組みですが、どうしても中途半端な感じがしてしまいます。
長野県は、高齢者施設や医療機関等が、従事者等に自主的にPCR検査等を行なった場合に、その費用を補助すると発表しました。感染警戒レベル5以上の地域が対象で、補助は費用の2/3(補助上限額 検査1件当たり 15,000 円)。
こうした集中的、積極的な検査で無症状者も含めて感染者を早く発見していくことを、私たち共産党県議団も重ねて要望してきました。クラスターの発生を防ぐ上でも一歩前進です。
しかし、補助の財源(3億2千万円)を見ると、全部国庫支出金(国の負担)。コロナ禍の高齢者施設や医療機関の経営のひっ迫状況を考えれば、残りの1/3を県が負担していっそのこと全額補助すればいいのに。
コロナ患者を受け入れた医療機関の従事者への慰労金も、やはり財源は国家支出金で、県としての独自のものはありませんでした。
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