みなさんのご支援、ご協力で3期目の県議会に送っていただきました。以下、選挙戦のご報告をさせていただきます。
<日本共産党県議団が6議席に前進>
4月9日の開票日、深夜11時30分近くに最後の1議席を獲得したことが報じられ、それまで緊迫していた選挙事務所に歓声がわきおこりました。
選挙結果は、長野市・上水内郡選挙区(定数11)で7448票を獲得し11位で当選、 和田あき子県議(8273票、8位、5期目)とともに日本共産党の2議席を確保できました。
全県的には、高村京子(上田市・小県郡)、藤岡義英(佐久市・北佐久郡)、両角友成(松本市・東筑摩郡)、毛利栄子(岡谷市・下諏訪町)の各氏が当選し、選挙前から1議席増の6議席を獲得。党推薦の小林君男氏(須坂・上高井郡)も当選しました。
日本共産党県議団が6議席を獲得した結果、予算案を審議する2月定例会等で、会派代表が1時間たっぷり質問できるようになりました。また、議会の6つの常任委員会すべてに党の県議を送ることができ、みなさんの願いや声を届け、実現する力がグーンと大きくなりました。
みなさんのご支援、ご協力に心から感謝いたします。
<共産党の封じ込めを狙った攻撃>
今回の県会議員選挙は、私は前回最下位当選だったことや、2021年総選挙や22年参院選挙における日本共産党の後退という結果からも、困難なたたかいになることを覚悟していました。それだけに、昨年9月から活動をスタート、事務所も前回より3ヶ月早く10月に開設、選挙対策本部も確立していただき、自分も必死でした。
志位委員長の応援を受けて 4月5日 |
最終盤のマスコミの分析も、山口は当落線上、つばぜり合いは熾烈で、共産党は2議席目に届くかが焦点というものでした。正直なところ、この半年くらいは何度も不安に襲われました。
<みなさんと最後まで頑張り抜いて>
熾烈な選挙戦で最後に勝利をつかめたのは、支持者や後援会員、党員のみなさんのご支援やご協力が街の空気を変え、山口への支持や共感が確実に広がったからです。みなさんが、忙しい日常生活の中、また、体調や家族の介護など、様々な苦労や困難を抱えながら必死で奮闘する姿に、私自身がどんなに励まされ、勇気づけられたことでしょうか。時には、私自身の姿勢がただされることもありました。
「他の人に決めていたけど、◯◯さんからが来てくれて、話を聞き、ビラを読んで山口さんにしました」という方、畑から選挙車に両手で大きな丸を作ってくれた人、日を追うごとに増えた車からのあたたかい激励、コンビニの入口で手を振ってくれた親子、自転車の若者が拳をあげてガンバレのサイン…。「期日前投票で入れました」という方も何人もありました。選挙車に歩み寄り「もっと元気を出して! 笑顔でね!」と私を励ましてくださった方も。車上で思わずウルッときたことも何度かありました。
他の地域からの力強い応援もいただきましたが、本当にみなさんと一緒に最後まで頑張り抜き、みんなで獲得した議席です。
<公約実現に全力>
一方、戦争か平和か、住民の暮らしがかかった今回の県議選挙で、岸田政権の大軍拡や大増税をストップすることなどを訴えた候補が日本共産党以外ほとんどなく、みな沈黙していたことは危機感を覚えました。今、声を上げるべき時に議会が黙っていることは、容認、黙認であり、岸田政権の暴走を許すことになりかねません。
9月の長野市議選に向けて市議団、予定候補の皆さんと |
以上