2019年7月30日火曜日

3大選挙の締めくくり長野市議選へ

  随分久しぶりの投稿となりました。
  6月定例県議会が終わり、そのまま参議院選挙に突入。
参議院選挙後は県議会の常任委員会の現地調査などを行いながら、今は9月8日告示(15日投開票)の長野市議選に向けて活動を開始しています。

 
参議院選挙中の街頭からの訴え
 4月の統一地方選挙、7月の参議院選挙、そして9月の長野市会議員選挙。いよいよ3大選挙の締めくくりです。この間住民の皆さんから寄せられた暮らしや福祉の切実な願い、安倍暴走政治を食い止めたいと言う思いに応えるために体調も整えながら頑張りたいと思います。





2019年7月6日土曜日

長野県議会の報告2

【常任委員会審議】
 今年度から所属した農政林務委員会の審議の様子です。

(1)種子条例
 今議会に種子条例(案)が提案されました。条例ができても基盤整備や後継者づくりがともなわなければ、安定的な種子の生産・供給は保障されません。積極的な受け皿づくりを求めました。

(2)自伐型林業
農政林務委員会  7月2日
 自伐型林業(自営的な小規模林業と農業、飲食店経営など両立させる)が注目されています。長野県の位置づけ、現状や今後の施策についてただしました。まだまだこれからという感じで、引き続き取り組みたいと思います。

【意見書、請願の採択】
(1)辺野古への米軍新基地建設の中止を求める意見書提出の請願
 民主主義の正当な手続きにもとずく民意に背を向け、地方自治を踏みにじる新基地建設の中止を求めて賛成討論を行いましたが、
残念ながら賛成少数(日本共産党県議団、改革・創造みらいの一部議員、無所属2名) で否決されました。

(2)補聴器への補助制度を求める請願
 年齢とともに聴力が低下した方が補聴器を購入する際の、国の補助制度創設を求める意見書が可決されました。
補聴器は高額な上に加齢性の場合健康保険等が適用されないため、私も補助制度を求める声をご本人やご家族の方々からお聞きしてきました。
 今回共産党県議団の呼びかけで各会派の共同の提案となり、全会一致で可決されました。実現へ向けてがんばります。

長野県議会の報告1

 長野県議会の6月定例会(6月20日〜7月5日)の報告です。改選後初の議会で、新たな気持ちで活動しました。

【一般質問】6月28日
(1)県立高校の入試制度の見直し案について

 かなり複雑な見直しで、現在の中学1年生から対象となりますが、実は県民にはほとんど知らされておりません。
 子どもたちが納得し喜ぶような制度のために、子どもや保護者へのていねいな説明と意見表明の場をつくるよう再三求めましたが、教育長は最後まで聞き入れませんでした。
 なぜ子どもや保護者の声を直接聞こうとしないのか、納得がいきません。

(2)リニア中央新幹線の工事に関して
 長野県は、トンネル工事などで出た残土で中川村で大規模な盛り土をする計画がありますが、まだ審議中で地元の中川村も承認していません。ところが工事をしているJR東海は残土の移動など勝手に準備を進めていたのです。
 このような乱暴なやり方が繰り返されており、改めて長野県の見解をただしました。知事は、JR東海に対して現地の体制を強化し、地元と顔の見える信頼関係を構築するよう強く働きかけると答弁しました。
 なお、この盛り土を行う中川村の半の沢は複数の断層が確認され地盤の弱い場所です。地震や大雨で大規模な災害を引き起こしかねないため、計画の見直しを求めました。
 住民の安全、命がかかった重要な問題です。

(3)公文書管理条例について
 また具体的な案は明らかになっていませんが、公文書管理条例の策定準備が進められています。不正を許さず厳正な管理を行うために、第三者の専門職の関与を求めたところ、専門性が必要と答弁がありました。
 神奈川県は保存期間が満了した文書を破棄せず、県立歴史館で全て再選別し重要な文書は収蔵しています。長野県では、意図的な文書廃棄を防ぐためダブルチェック体制を検討するとこれも前向きな答弁でした。

 入試制度も、リニア関連工事も、公文書管理条例も今後も継続的に取り上げていかなければならない重要な課題です。





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