9月定例県議会の報告をまとめました。私が所属している危機管理建設委員会の質問です。
(1) 浅川(長野市)の災害対策
昨年の台風19号でも大きな浸水被害がありました。
浅川に流れ込む雨水を減少させる調整池の設置を求めると、市や地元の住民と話し合いながら計画を立てて進めるとの答弁がありました。
また、河川に堆積した土砂や生い茂った木や草の除去について、作業の計画など見える化するよう要望しました。
(2)二酸化炭素排出量実質ゼロの実現をめざす取り組みの一つとして、環境配慮型住宅(断熱性能に優れ、県産木材の活用で森林整備をすすめる)の普及について質問しました。
この住宅の建築費を助成する制度が好評で、年度のはじめに受付け予定に達して打ち切ることもあるそうで、予算の増額、県民へのいっそうのアピールを求めました。
(3)避難所について
7月の台風10号では、全国の400箇所近い避難所で収容人数を超過しました。内閣府は、住民の集中を防ぐため自治体ホームページや防災メール、snsなどで混雑状況を知らせるのが有効としており、長野県内の対応について質問しました。
答弁では、具体的な取り組みはまだ始まっていないようですが、取り組みが急がれます。
避難する途中の被災も相次いでいます。浸水区域や通行止めの箇所の情報など、安全な避難につなげる対策を求めました。
避難所の運営ルールは、自治体だけでなく、地域の自治会や自主防災組織等と共有し、住民への周知を行うことも求めました。
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