現地調査で一番問題意識を持ったのは、訪問先の児童相談所の管内の虐待相談が、22年度の97件が26年度は248件と急増していることでした。
一方、虐待相談に対応する体制や問題意識を質問したところ、相談・措置を担当する職員はわずか7名で増員はなく、所長さんは「業務の優先順位の上からこなすしかない。丁寧にやりたくてもなかなかできず、虐待の連鎖を防ぐためにここで手を入れておきたいというような時にもそれができなくて…」と実情を語られました。
児童相談所の体制の強化は待ったなしです。
現地調査では、訪問先の特別養護老人ホームで、偶然、市会議員をつとめた党の大先輩が入所してして久しぶりにお会いきました。国政選挙の候補者時代、大変お世話になった方です。施設の方によると認知症もあるということですが、私のことをわかってくれたようでうれしかったです。
宿泊先の上田市のホテルでは、「山口クン!」と声をかけられました。振り向くと信州大学の時代の先輩でした。労組の大会だということで、これも思わぬ出会いでした。
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