2022年8月31日水曜日

ローカル線を守ろう

平岩駅(小谷村)付近で
 この間、JR西日本や東日本がローカル線の収支や採算状況を明らかにし、とりわけ利用者数が少ない大糸線の沿線で、廃線やバス路線への転換などの不安が広がっています。


 こうした中、共産党県議団と鉄道会社出身小林君男議員で現地調査を行いました(8月29、30日)。沿線の大町市、白馬村、小谷村で首長さん等から、存続への思いなどお聞きしたのですが、「国鉄民営化の時に国はローカル線廃止は認めない約束したはず」等の指摘はまったく同感でしたし、活性化への取り組みや努力もお聞きできました。コロナ前には大もうけしていた本州3社のローカル線までが存続の対象になることは納得できません。

木崎湖

 鉄道のあり方は、住民の暮らしと地域づくりに直結する大問題。ましてや、豪雪地帯や山間地では命綱でもあります。政府は、利用者の少ない路線の存続を協議する仕組みを作り議論を促進しようとしていますが、とんでもない話で、その公共性にふさわしく国が公的に支えることが必要です。

 一泊二日の調査は、当然、大糸線を利用しました。とにかく沿線の眺めが素晴らしいのです。ぜひみなさん、大糸線の旅にお出かけ下さい。

JR東と西の境、南小谷駅


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