2022年11月18日金曜日

記者会見で決意を述べました

 和田あき子県議と県議選長野市・上水内郡区の記者会見を行いました。


 大軍拡進める岸田政権。阿部知事も「力対力」を否定せず、武力攻撃を想定した訓練の検討を表明しています。この危険な道をくい止め、平和外交のために頑張ることを表明。

 この間、精神障がい者の医療費負担の軽減等、みなさんと力を合わせて実現できました。しかし、給食費の無料化など切実な課題は、県は市町村や国まかせ。これでは暮らし、経済は再生できません。

 はっきりものが言える唯一の野党・共産党の2議席確保の決意を語りました。現時点で、現職11名のうち優待するものはなく、有力新人も名乗りをあげ、他に立候補の動きもあり激戦の様相。全力で頑張ります。

2022年10月24日月曜日

9月定例県議会の報告(1)

 8月の知事選挙で阿部知事が再選され、初めての議会の9月定例会が開催されました(9月22日~ 10月12日)。私は、国政や県政運営に関する知事の基本姿勢をただしました。

「軍事力対軍事力」か、 話し合い・平和外交か 

 攻撃能力の保有や軍事費の大幅増などを強調して います。軍事的緊張をつくり、「力対力」の危険な 悪循環を生み出す大軍拡か、憲法9条を生かし話 し合い、平和外交で戦争を防ぐ道かただしました。 知事は、防衛力の「真摯な議論が必要」と強調し、 大軍拡を否定しませんでした。さらに自民党の県議への答弁で、「武力攻撃」を想定した訓練を検討する考えを示しました。 引き続き知事の姿勢をただします。


市町村との共同で県民要望実現を

  学校給食無償化や光熱費支援などを求めると、県はいつも「市町村の役割」と言ってきました。今回、県民要望が強く重要な課題は市町村と共同するよう求めると、知事から市町村との役割分担、 連携のあり方を考えていくと答弁がありました。給食費無償化党の実現へ引き続き頑張ります。


コロナ感染再拡大の備え

 県内の6つの医療機関と懇談して、第7波の患者と医療現場の窮状や苦悩を示しながら県の対策をただしました。県は、「医療は一時的なひっ迫状況 だった」、「自己検査、軽症者登録センター、診療検査機関等整備に引 き続き取り組む」という答弁にとどまりました。危機感を持った万全の備えが必要です。

 

2022年9月13日火曜日

安倍氏の国葬

 農村で訪問活動していてお会いした方は、身内が旧統一協会に入信してからの苦労を打ち明けてくれました。霊感商法、高額の寄付、集団結婚などで反社会的な組織として長い間問題になってきました。この方のように、長い間悩み苦しんできた方がどんなにたくさんいることかと思うと怒りが込み上げます。

 集団的自衛権の容認等、憲法を平気で踏みにじり、桜を見る会をはじめとした政治の私物化とうやりたい放題だった安倍氏は、統一協会と政治家との癒着の中心にいました。どれだけ統一協会を利用し、また便宜を図ってきたかと思います。しかも、親子三代の関係だと言います。


 その安倍氏を国葬にするというのです。 しかし、信濃毎日新聞の電話調査では、安倍氏国葬「反対」68%、「賛成」16%。首相説明「納得できず」69%。自民党と旧統一協会の関係についても「問題」89%(極めて問題65% 、ある程度問題24%)で、世論はきっぱり断じています。



2022年8月31日水曜日

ローカル線を守ろう

平岩駅(小谷村)付近で
 この間、JR西日本や東日本がローカル線の収支や採算状況を明らかにし、とりわけ利用者数が少ない大糸線の沿線で、廃線やバス路線への転換などの不安が広がっています。


 こうした中、共産党県議団と鉄道会社出身小林君男議員で現地調査を行いました(8月29、30日)。沿線の大町市、白馬村、小谷村で首長さん等から、存続への思いなどお聞きしたのですが、「国鉄民営化の時に国はローカル線廃止は認めない約束したはず」等の指摘はまったく同感でしたし、活性化への取り組みや努力もお聞きできました。コロナ前には大もうけしていた本州3社のローカル線までが存続の対象になることは納得できません。

木崎湖

 鉄道のあり方は、住民の暮らしと地域づくりに直結する大問題。ましてや、豪雪地帯や山間地では命綱でもあります。政府は、利用者の少ない路線の存続を協議する仕組みを作り議論を促進しようとしていますが、とんでもない話で、その公共性にふさわしく国が公的に支えることが必要です。

 一泊二日の調査は、当然、大糸線を利用しました。とにかく沿線の眺めが素晴らしいのです。ぜひみなさん、大糸線の旅にお出かけ下さい。

JR東と西の境、南小谷駅


2022年8月21日日曜日

出張で気分転換も

松本は美味しい湧水が各所に
 昨日は北信濃の飯山市、今日は中信地域の松本市へ出張。いずれも共産党の集まりで、参議院議員選挙の結果や当面の活動についてお話ししました。


 この集まりは、参加されたみなさんのお話を聞くことも大事な目的です。党中央委員会や県委員会への意見や要望、また、活動の苦労や悩みなどもお聞きできました。その場で話せなかったことは、感想用紙等でもお寄せいただくようお願いしています。

学生時代に通った松本のジャズ喫茶
 必ず力にして、来春の統一地方選挙や党づくりに生かしたいと思っています。

 出張は、気分転換の良い機会でもあります。帰りの電車の時間までとか、会場の近くや街をぶらぶら歩くのが好きです。また、車の運転をしていてはそうはいきませんが、公共交通は移動中に新聞や本を読んだり、原稿を書いたりできるのでなるべく公共交通を使います。


2022年8月11日木曜日

新たなたたかいに向けて

 参議院選挙に続き、8月7日に長野県知事選挙、県会議員補欠選挙(上伊那郡区)が投開票されました。

 知事選挙の金井忠一候補は67,758票(得票率9.8%)。酷暑の中の金井さんの大奮闘をたたえたいと思います。本当に全身全霊のたたかいでした。

 その金井さんには大変申し訳ないことでしたが、前回よりも得票を減らしてしまったこと、投票率もこの間の最低(40.9%)であったことなど、自分たちの取り組みを検証しなければなりません。

庭の花や野菜も最盛期です。

 県議上伊那郡区補欠選挙(定数1)は、瀬戸じゅん候補が14,468票(得票率45%)。大健闘でしたが、惜しくも届きませんでした。

 一連の選挙が終わりました。少しずつ日常を取り戻しながら、中断していた朝の街頭あいさつも再開。来春の統一地方選挙の県会議員選挙に向けて写真撮りを行いました。

2022年7月22日金曜日

長野県知事選挙はじまる

  長野県知事選が21日に告示され、金井忠一候補(日本共産党推薦)の出発式であいさつしました。8月7日投開票です。

 金井さんとは二十数年来お付き合いさせていただいていますが、声も身振り手振りも、そして人間も大きい人です。

 住民のみなさんからの暮らしや困り事の相談3000件。県の生活と健康を守る会連合会の会長として、誰もが健康で文化的な生活を営めるようにと奮闘しています。

 また、金井さんは30年以上にわたり毎年原水爆禁止世界大会に参加。平和のために行動してきました。


 いま、暮らしや経済、少子化、過疎、平和、気候危機など、あらゆる問題が複雑化、深刻化していいます。この時に、それは市町村の仕事、これはお国の役割などと言っていては解決できません。

 県知事先頭に、市町村に積極的に働きかけ、問題の打開の道を一緒に考え、力を合わせること、国にも堂々とモノが言えることが必要です。

 金井さんならそれができます。金井さんなら、どんなにたくさんの県民の願いが実現できるかワクワクしてきます。私もがんばります。


2022年7月18日月曜日

参院選の結果に思うこと

 参院選は日本共産党にとって大変残念で悔しい結果となりました。あれから一週間たって、今感じていることを書いてみました。

 長野県で、市民と野党の統一候補・杉尾秀哉さんが勝利できたことは本当に嬉しかったです。杉尾さん自身が「共闘は間違っていなかった」と述べておられますが、やっぱり政治を変えるにはこの道しかないと改めて思っています。

 自民党の選挙区候補の不祥事が週刊誌に報じられました。しかし、これは本人だけでなく、擁立した自民党の説明責任も問われていると思います。

 なんと言っても、比例代表選挙で武田良介さん、大門みきしさんの両現職の議席失ったことは、痛恨の極み。こんな政治でいいのかとの思いが広がっていること、若い人たちの注目や共感も私自身が感じていたのですが、得票や議席には届きませんでした。いろんな方の意見をお聞きして検証したいです。

7月16日参院選結果報告会で

 ガッカリばかりしておれません。9条改憲を許さぬたたかいは重大局面迎えています。「平和は話し合いでしか成立しない。武器を持って真の平和は生まれない」と善光寺大勧進貫主・栢木(かやき)寛照さんが述べたことも報道されましたが(信濃毎日新聞 6月25日)、軍事の拡大ではなく平和への願いは広がっています。

 そして、知事選挙は21日告示8月7日投票です。暮らしと平和を守る先頭に立って頑張る金井忠一さんを支援します。同時に、県議補欠選挙が上伊那郡区で行われ、瀬戸純(辰野町議)さんが奮闘しています。

 だいぶ前の話ではありますが、98年参院選挙は、全国で6議席から15議席に大躍進とげた。長野県は、7万9戦票が18万票に。私が候補者としてたたかった選挙区は19万7千票。統一地方選挙、総選挙、参院選で必ず捲土重来、躍進を勝ち取る決意です。

2022年7月9日土曜日

参院選 アッという間に最終日

  6月定例県議会の真っ最中に公示された参院選も、いよいよ今日が最終日となりました。


 7月1日の議会閉会後は、選挙モードに切り替えてあわただしい日々を送ってきましたが、選挙車で演説するも、暑さにやられてグッタリすることも。情けないですが…。

 昨日は、県議会(県民文化健康福祉委員会)の現地調査中に、安倍元首相銃撃のニュース。あまりにも衝撃的で受け止められず、「ウソだろう。絶対にあってはならない」と、何度も口にしました。

 県議会の現地調査も一気に重い空気になり、私もずっと気持ちが沈んだままでした。

 しかし、自由にものが言えない社会に絶対にしてはなりません。民主主義のためにがんばらなければならない時です。




2022年7月1日金曜日

6月定例県議会から

  6月定例県議会(6月16日〜7月1日)は、途中22日から参院選が公示されあわただしい議会でしたが、主な質疑(県民文化健康福祉委員会)をまとめました。


(1)新型コロナウイルス対策無料検査の検証

 私たち共産党県議団は、誰でもどこでも受けることのできる無料検査を当初から求めてきました。しかし、県は「専門家に消極的な意見が多い」「要請者のいないところで網羅的にやっても有意義ではない」などと述べて実施しませんでした。

 ようやく今年に入り第6波で感染者が急速に確認される中で無料検査を開始。その結果、陽性が確認された人は約1,000人(1.24%)で、検査の効果はあったと答弁がありました。今後に生かすべき教訓だと思います。


(2)地域医療構想 病床数「必要量」

 2025年度を見越し、国が全国の医療機関の病床削減を押し付けるものと批判されている地域医療構想。国は「推計であり削減目標ではない」といいますが、長野県内の病床数をただすと高度急性機や急性期の病床数が大幅に減っているのがわかりました。


 高度急性期(2,544→2,102)、急性期(9,938→9,686)、回復期(2,227→3,353)、慢性期(3,801→3,791)

 こうした病床削減により地域医療の現場で問題や混乱が起こっていないか、しっかり検証したいと思います。


(3)子育て世帯のくらしの支援

 格差と貧困の広がりの中、くらしの実態を正確につかむため県の行う調査は対象を広くすることを求めました。

 さらに給付金など県独自でも必要な支援を行うよう求めました。


2022年6月26日日曜日

いろいろ感謝です。

 6時15分に家を出て、佐久地方を選挙車で遊説。金井忠一知事選予定候補とご一緒させていただきました。

 休憩中の道の駅で「お財布落としませんでしたか?」とお声かけいただきました。今日もボーっとしていたようです。拾っていただき感謝です。

 

 午後は長野市に戻り、選挙区の杉尾秀哉野党統一候補の演説会。続いて「赤旗」の集金でタマネギいただきました。感謝です。

 これから明日の県議会の質問準備です。生活保護、子ども食堂、性暴力被害者支援など取り上げます。

2022年6月25日土曜日

何かと慌ただしく

今日の長野市の最高気温は33℃。選挙車で演説するも、暑さにやられてグッタリ…。情けなや…。


「しんぶん赤旗」の集金。読者さんが「負けられない選挙だから、知人に日曜版を購読してもらいました」。スゴっ! 驚くやら嬉しいやら。元気を取り戻しました。

今日の最後は、山口農園でめでたく今シーズンの初物を収穫。シシトウ(1本)、ツルムラサキ(3枚)。今年は豊作の予感です^_^

2022年6月20日月曜日

長野県伝統的工芸品

 木曽漆器、信州紬、飯山仏壇、松本家具、長野県農民美術をはじめ、長野県にはたくさんの伝統的工芸品があります。

 しかし、職人さんの高齢化、後継者不足など切実な問題があります。こうした中で、伝統的工芸品の産業振興をはかるために県条例をつくろうと、議員の検討会がつくられて準備を進めています。共産党県議団からは、もうり栄子さんと私が参加しています。
 
 みなさん、ぜひ長野県の伝統的工芸品をご愛用ください。

2022年6月18日土曜日

公示前最後の週末

 参院選の公示前最後の週末。今日は天気予報では暑くなりそうでしたが、曇り空で過ごしやすかったです。

 

地域の党支部事務所前にて

街中では、宣伝車への激励にたしかな手ごたえを感じました。

 同時に地域を歩くと、今の政治に不満を持ちつつもあきらめの声や、「厳しそうですね」と共産党の心配してくれる方も。

 共産党の元気な姿、たくさんの方にお話しして支援の輪を広げていただく大切さを、身をもって感じています。2時間みっちり案内してくれた高齢の先輩に感謝です。



2022年6月14日火曜日

桑の木

 


わが家のブロック塀とコンクリートの隙間から桑の木が生えています。よくぞこんな狭い空間にと思います。

 子どもの頃過ごした群馬の実家は、まわり中が桑畑。学校の帰り道など、桑の木を振り回して遊びました。

 そういえば、中学の卒業文集のタイトルも「桑の実」でした。桑畑はすっかり住宅に変わってしまったけれど、今も卒業文集は「桑の実」でしょうか。 

 我が家の桑の木も、そろそろ実(ドドメと呼んでいました)をつけるかな。

2022年6月11日土曜日

旧信濃川田駅

 


 長野電鉄の旧屋代線信濃川田駅に集合し街頭宣伝へ。出発前、少し時間あったので駅をのぞいてみました。

 実は、屋代線は10年前に廃線になったのですが、駅舎は残されてバスの待合室に活用されています。

 駅はできたのは屋代線の開通時、1922年とのことですから今年でちょうど100年。レトロな感じと、木造の駅の匂いがなんとも言えずいい感じです。


 駅舎内のミニギャラリーには、知人の版画家・古川多摩夫さんが駅舎を描いた作品も。

 「小ささ旅」をした気分でした。


2022年6月9日木曜日

物価高騰対策など阿部知事に申し入れ


  共産党長野県議団で、16日からはじまる6月議会に向けて阿部知事に申し入れを行いました。

 物価高騰では、生活費や事業への影響を軽減する対策を現在調整中とのことでした。

 畜産農家の飼料高騰は前向きな答弁でした。

 申し入れは、新型コロナ対策など含め7項目です。

 県民要望にこたえて、すみやかに具体化することを求めました。


2022年6月8日水曜日

商工会さんと懇談

  共産党県議団で長野県商工会連合会さんと懇談し、県内の中小企業の現状と課題について、お話しをうかがいました。

 中小企業をめぐる状況が厳しいなかでも、会員が増えていることが印象的でした。融資や支援事業等の相談を丁寧にしているそうです。

 消費税やインボイス、事業承継などについても意見交換できて、有意義な懇談をさせていただきました。

2022年6月7日火曜日

さびしい閉店

  なじみのお店がまた一つ、シャッターを降ろしました。

 酒屋兼食料品店で、近所のおじさん(といってもけっこうご高齢の方)たちのたまり場でした。おじさんたちは、毎月「お誕生日会」を開き、棚から好きなお酒を買っては店内で盛り上がっていました。

 おじさんたちは、政治談議も好きでした。私や野々村博美市議は時々「お誕生日会」にゲストでお呼ばれし、一献傾けながら活発に語り合ったものです。

 いつもあたたかく迎えてくれた店の旦那さんが昨年に逝かれ、この度奥さんもお亡くなりになったそうです。寂しいです。合掌。

2022年6月6日月曜日

ご無沙汰です

 久しぶりにブログを再開したいと思います。

なるべくこまめにアップしたいと思います。

まずは、一昨日、昨日のことからご覧ください。

6月4日 南信地方へ列車で移動。帰りはちょうど特急もなくて、長野まで2時間半の各駅停車の旅でした。


 列車は車よりだいぶ時間かかりますが、運転するよりは楽。車窓をボーっと眺めたり、新聞読んだり、原稿も書けるし、炭酸飲料だって飲めますから。

6月5日 午前中、野々村博美市議、後援会のみなさんと活動。新調の宣伝カーは、ワイヤレスマイク。どの位置で話してもハウリングが起きないのでgood!

白馬村八方にて

 午後は白馬村へ。ピンチヒッターで共産党後援会の「ポリティカル カフェ」に参加。美味しいコーヒーをいただきながらのトーク。楽しかったです。

能登ボランティア

  4月15日から17日まで、党長野市議団のみなさんと能登半島地震のボランティアに行きました。  珠洲市は、ほとんどの家がペシャンコに潰れ壊滅的な集落もあります。いまだに発災時のまま、あまりにも痛ましい光景に言葉を失いました。今も、車中泊をしている方もいます。  七尾市、志賀町で...