2018年10月30日火曜日

連日の上伊那

 昨日、今日と二日続けて長野市から上伊那地方へ往復しました。


小林伸陽共産党県議団長と
 昨日は、見事な紅葉の中で横川蛇石発電所(辰野町)の起工式。ダムの放流水を有効利用する最大出力199kW、年間発電量420世帯分の小水力発電所です。
 再生可能エネルギーの固定価格買取制度に対応する、水芭蕉発電所(長野市)、高遠さくら発電所(伊那市)に次ぐ県企業局の水力発電所です。
 広がれ信州の再生可能エネルギー。

 今日は、「こんにちは県議会です」(長野県議会広報委員会と地域課題に取り組むグループとの懇談会)で伊那市へ。
 「超山間地」で農業を営むみなさんの、「どうしてもここで暮らしたい」と地域を愛する思い、「経営実績とか、補助金の効果なんて視点で見ないでほしい。現状を維持していることが大成果」との言葉をかみしめました。

 ちなみに、明日から三日間の東北出張です。

2018年10月24日水曜日

北信州・飯山へ

 朝の善光寺下駅の宣伝からスタート。
 そのまま県庁へ向かい、9時から県庁見学にきた南箕輪小学校の4年生に議場説明。
 終了後、共産党議員団の控え室でお仕事。県議会報告の原稿作り。

 午後一で、床屋さんへ。
 夕方から、北信州・飯山に入り市会議員選挙の応援。28日の投票日に向けて、小林喜美治、渡辺美智子さん二人の候補が全力をあげています。
 選挙事務所で夕飯にいただいたうどんが美味しいこと。
 それでも、さすがに最後は疲れが出ました。飯山の月を見て帰宅。


2018年10月18日木曜日

果樹試験場で「クイーンルージュ」

 
左からシナノパープル、クイーンルージュ、シャインマスカット
9月定例議会が終わり、ほっと一息。


 午前中は議会中に読めなかった資料に目を通し、午後から、須坂市にある長野県果樹試験場を視察しました(県議会園芸振興対策議員連盟)。

 果樹試験場では、新品種の育成などさまざまな研究、開発が行われていますが、ブドウの新品種「クイーンルージュ」(写真中央)は約10年かけて開発したそうです。新品種は、長期間にわたる様々な研究や努力の積み重ねであることを知りました。
 「クイーンルージュ」は名前が決まったばかりで、市場にでまわるのはまだ先の話。試食させてもらうと、高貴な甘さの高級品種を実感。農家の期待も高まっています。

 
温暖化の影響を実験中の「フジ」
地球温暖化のリンゴへの影響も研究も行われていました。ハウスで温度を上げて調査しているのですが、長野県のエース「フジ」は赤い色がつきにくくなり、「フジ」の最大の魅力である果肉の「蜜」が入らないということでした。


 

 

2018年10月11日木曜日

信州Fパワープロジェクト 補助金事業の運営について

9月定例県議会の報告②
 信州Fパワープロジェクトに関して質問した部分をご紹介します。

 
信州Fパワープロジェクトは、森林の再生や林業の振興、再生可能エネルギーの普及などを目的に、製材工場と全国最大規模の木質バイオマス発電所を建設する計画で、25億円の補助金を投入しています。
 
10月5日 本会議一般質問
しかし、製材工場は稼働したものの販路の拡大が課題になり、発電施設は建設が大幅に遅れ燃料の材木確保が懸念されるなど問題が山積です。

 こうした中、県が事業の支援や指導など責任を持って行うべきとただしました。

 林務部長は、副知事をリーダーとしたプロジェクトチームを設置して指導や支援を行うと答弁しました。しかし、県産材の目標達成の見込みや事業運営の実態について明らかにしませんでした。引き続き、この問題は取り上げていきたいと思います。

仕事と介護の両立のために

 9月定例県議会の報告①
 仕事と介護の両立に関して質問した部分をご紹介します。

(1)介護休業制度などの整備を

 長野県は介護のために離職する人が急増し、離職率は3.2%で全国2位です。
 こうした中、仕事の介護の両立のためには、介護休業制度など職場の環境整備が重要であり、実態と県としての対策をただしました。
 答弁で産業労働部長は、介護休業などの制度がある事業所は26%にとどまっており、制度のない企業にアドバイザーが訪問して制度を作る助言を行うなど答弁しました。

(2)特別養護老人ホームの待機者ゼロの実現を

 仕事と介護の両立のためには、特別養護老人ホームの待機者をなくすなど介護基盤の整備も求められています。
 この間、特養の待機者は減少しているものの、入所待ち平均期間は350日もあります。待機者ゼロの展望を質問しましたが、いつまでに実現するかなど具体的な展望は答弁がありませんでした。

(3)利用者家族の視点で

 利用者や家族が必要なサービスや希望するサービスが受けることができているかの調査や評価の指標が弱いことを指摘しましたが、健康福祉部長の答弁は「指標化は難しいという」消極的なものでした。
  
 質問を通じて、サービスを提供する側ではなく、利用者や家族の立場にたって考える姿勢がかけていることを改めて感じました。

 必要なサービスを誰もが受けることができるよう、サービスの基盤整備や経済的な負担の軽減など、一層の改善、見直しを求めていきたいと思います。


2018年10月8日月曜日

「破戒」の蓮華寺へ

「とみ食堂」の名物・唐揚げ定食
 飯山市で開かれた共産党演説会に参加したので、ついでに小さな旅をしてきました。
 まずは、飯山へ行った時は何度か入ったことのある「とみ食堂」で名物の唐揚げ定食。
 しかし、これが考えていた以上に大盛りで結構苦戦でした。

「破戒」の文学碑
 続いて、「真宗寺」を訪ねました。
 「蓮華寺では下宿をかねた」の書き出しではじまる、島崎藤村の「破戒」。真宗寺はその蓮華寺のモデルで、境内には「破戒」の文学碑あります。

 しばしたたずんで、封建的な差別社会に翻弄された瀬川丑松の生涯を改めて思いました。

 真宗寺は、飯山駅の北、歩いて5分ほどのところです。

2018年10月7日日曜日

ちょっと一息

我が家のカボチャ
県議会の一般質問が5日に終わって、ちょっと一息。
 質問に関しては後日まとめたいと思いますが、取り上げた介護保険の問題では、サービスの検証などサービスを提供する側からの視点はあっても、受ける側の視点が弱いことを痛感。引き続き、取り上げて行きたい課題です。

 県が多額の補助金を支出している信州・Fパワープロジェクト(大規模な製材施設と木質バイオマス発電施設を併設)では、事業の進捗状況や運営の検証、指導を求めました。県はプロジェクトチームを立ち上げたということですが、今後、その取り組みが問われます。この質問は地元紙でも取り上げられました。

 今週は議会の委員会審議も行われ、しばらくは気の抜けない日が続きそうです。
 

2018年10月1日月曜日

キノコ、きのこ

 台風一過。朝の宣伝を終えて県庁へ。
 議員会館に車を止めて、庭に目をやると、そこにはキノコ、きのこ…。
 結構大きめのが何本も。
 議員会館はキノコ山だ!

 これ食べれるのかなと考えつつ、きっと危ないと思ったので写真だけ撮りました。



能登ボランティア

  4月15日から17日まで、党長野市議団のみなさんと能登半島地震のボランティアに行きました。  珠洲市は、ほとんどの家がペシャンコに潰れ壊滅的な集落もあります。いまだに発災時のまま、あまりにも痛ましい光景に言葉を失いました。今も、車中泊をしている方もいます。  七尾市、志賀町で...