2020年12月5日土曜日

県議会の質問②  来年度の予算編成について

県議会の質問の紹介の2回目です

1、希望の持てる長野県へ〜命を守るケアに手厚く

(山口)コロナ禍を通じ、県民は希望の持てる政治を強く求めている。来年度予算編成では、当面の対応だけでなく、医療、介護、福祉など命を守るケアの抜本的強化を位置付けてほしい。

(知事)命を守り育む県づくりを着実に進める。医療、介護、福祉分野は、当面の危機を乗り切る上でも、中長期的にも重要な課題であり、しっかり取り組みたい。


2、県職員の働き方改革

本会議 12月3日

(山口)県の予算編成の方針では、職員数、総人件費の適正化が言われている。県職員のみなさんの時間外労働やサービス残業など、新たな負担のないよう、働き方改革と合わせて取り組むべき。

(知事)昨年の台風災害、新型コロナ感染症拡大への対応で、業務が急増し大きな負担となっている。民間委託やRPAなど進めてきたが、新しい働き方に変えていく。業務プロセスの見直しなどで、職員の負担軽減を図る。


3、セーフティーネットの手厚い支援を

(山口)扶助費(社会保障関連の県単独事業)を見直し、予算要求は必要最小限の額とするとしているが、県民の暮らしへのしわ寄せが懸念される。暮らしを支えるセーフティーネットは充実、手厚い支援こそ必要ではないか。

(知事)指摘されたように、この部分の経費は暮らしに大きく影響を及ぼす恐れがあるものが多い。実情に十分配慮しながら、慎重に検討する。新型コロナ感染症の影響も踏まえ、引き続き県民の暮らしの支援に努めたい。


※来年度予算の方向性、大まかなポイントについてただしましたが、知事答弁は前向きなものだったと思います。予算案は現在編成作業中で、具体的なものは来年2月県議会に提出されます。県民のみなさんの願いが実るよう頑張ります。

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