2017年7月9日日曜日

県議会の審議から

環境部の審議 7月3日
 長野県議会は、7月3日から5日まで各常任委員会の審議でした。私が所属する環境産業観光委員会でおこなった私の主な質問を紹介します。

【労働環境問題】
 県が定期的に実施している労働環境調査は、対象が10人以上の事業所です。そこで10人未満の事業所のことを聞いたら、「数が多く予算もかかるので調査していない」という答弁。エッ…? 事業所の数が多いし、賃金格差などの問題も大きいからこそ、調査が必要では? 零細企業や家族経営に光を当てるよう強く求めました。

【リニア中央新幹線の残土処理】
 リニア中央新幹線のトンネル工事の残土処分予定地(豊丘村本山)について。過去の当地の大きな災害が分析されていない、盛土の安定性は計算の根拠が明示されていないことなど、重要なことを知事がJR東海に対して指摘しています。それにしても、そんな基本的なことが…。本当に大丈夫か? JR東海のリニア新幹線計画。県が今後も厳しいチェックをするよう求めました。

【信州DC】「信州DC(デスティネーションキャンペーン)」——行政や業界の観光キャンペーンも大いに結構だが、県民参加は観光列車に手を振るとか、観光地を美しくとかでちょっと弱すぎ感も…。そこで普通の県民が、ちょっとした信州の風景や、信州の生活を切り取ってアピールする企画「勝手にDC」を提案しました。反応は薄かったですが…(笑)。

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