2019年3月8日金曜日

県議会で代表質問を行いました

久しぶりの投稿です。今期最後の長野県議会(213日から38日)で日本共産党県議団を代表して約1時間の質問をおこないましたのでご報告します。
質問は昨年末から準備をはじめ、この間の議会活動の到達点を踏まえ、いわば年間の集大成として行いました。
◯阿部守一知事の政治姿勢
 知事の政治姿勢の質問への答弁は、まさに強権と暴走の安倍政権を擁護し、代弁するものでした。
 「消費税10%増税は必用」、三権分立や憲法遵守義務に反する安倍首相の改憲論議をけしかける発言も「問題ない」、沖縄の基地問題は「実情がわからない」と他人事。あきれるばかりでした。

長野県議会本会議 2月20日
子どもと若者支援
 学校給食費の無償化や一部補助、高校通学費の補助を求めましたが、「食材費は学校で食べなくてもかかる」「通学費貸与制度がある」など、木で鼻をくくるようなそっけない答弁。こうした考え方を乗り越えて、市町村では独自の取り組みが広がっているのです。
 切実な願いや声に背を向ける、「それを言っちゃあ、おしまいよ」答弁でした。

国民健康保険
 再三、高すぎる保険料(税)の軽減を求めて来ましたが、この度、基金などを活用して保険料軽減に努めるよう県が市町村に対して通知を出したと答弁がありました。この通知を、大いに生かして負担軽減をはかりたいと思います。また、信濃町の世帯主の9割給付(医療費の負担が1割ですむ)などの独自の給付制度の存続を確認することもできました。
「継続は力」「世論と運動こそ力」を確信しました。

◯大北森林組合補助金不正問題
 県政史上最大の不祥事。県庁幹部の関与が指摘されている中、情報公開で請求した文書が個人情報にかかわるという理由でほとんど真っ黒けの「のり弁当」。「個人情報」といっても、今回は公益上の理由による裁量的公開に当たり、公開すべきことを追及しましたが、「その必要はない」と、これまた木で鼻をくくるような答弁でした。

◯他にも、児童虐待への対応、人手不足対策、教員の長時間労働の是正、高校における少人数学級、再生可能エネルギー普及、リニア中央新幹線の工事中止などを求めて質問しました。

「くらしに希望」のために、安倍暴走政治ストップ、県民の要望実現、議会のチェック機能の発揮を掲げて全力で頑張ります。





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